外壁塗装の予算がなくてもやってはいけないこと4つ

外壁塗装の予算がなくてもやってはいけないこと4つ (3)

外壁塗装をそろそろやらなくてはいけない時期に来ている方はいませんか?

工事費用は高いですが、予算がなくてもやってはいけないことがあります。

これからも長く住んでいる大事な家を守るために、気を付けることを以下で解説していきます。

目次

①塗料のグレードを下げる

外壁塗装の予算がなくてもやってはいけないこと4つ (4)

予算がなくても、塗料のグレードを下げることは止めておきましょう。

低品質のものを使うと、塗膜がすぐにダメになって、またすぐ塗装をし直さなければなりません。


塗料のグレードは、耐久性とほぼ比例すると考えておきましょう。

グレードが低い塗料には、単価900~1300円程度のアクリル塗料などが挙げられます。

アクリル塗料の寿命は約3~6年しか持ちません。


外壁塗装で最も人気が高いのは、単価1,800~2,800円ほどのシリコン塗料です。

シリコン塗料の期待耐用年数は約10~15年なので、アクリル塗料とかなりの差が出ます。


外壁塗装工事には高いお金がかかりますが、塗料の費用は塗装工事全体の20%~30%ほどです。

安い塗料選びをするよりも、まずは耐用年数を伸ばして高い足場代などを出す頻度を低くした方が長い目で見てコスパが良いと言えます。


予算に余裕があれば、更に期待耐用年数が長い、フッ素塗料がおすすめです。

フッ素塗料の寿命は約15~20年と言われています。

長期的に同じお住まいに住む場合は、生涯の塗り替え予定回数と照らし合わせて考えてみるといいでしょう。

②必要な工程を省く

外壁塗装の予算がなくてもやってはいけないこと4つ (3)

外壁塗装では予算がなくても必要な工程を省いてはいけません。


外壁塗装には、いくつかの工程があります。

高圧洗浄は外壁の汚れを取り除き、塗料が外壁にしっかりくっつくようにするために必要不可欠です。

養生をしっかり行えていなければ、窓など塗装しない場所に塗料が付いてしまいます。


高圧洗浄や下塗りを省けば、最初のうちは満足できるかもしれません。

しかし、塗料は家のデザイン性を高めるためだけではなく、雨風などの外からの脅威から家を守る役割も担っています。

ですから、外壁塗装はキレイに見えるためだけではなく、外壁を守ってくれなければいけないのです。

家を守るためには高圧洗浄、下塗りをして塗料をしっかり密着させる必要があります。


必要な工程を省いた場合、塗膜がすぐに剥がれることが考えられます。

そうなるとまた工事を依頼しなければならなくなり、結果として余計なお金がかかることになります。

予算がないから安く仕上げたのに、数年でまた工事が必要となったのでは本末転倒でしょう。


また、上塗りは1回ではなく2回必要で、1回に省略しては耐久性に問題が出てきます。

塗料というのは製品ごとに塗装回数が決まっていて、ほとんどの場合が上塗り2回(中塗り・上塗り)です。

その通りに塗らなければ、塗料が持つ耐候性や低汚染性などの機能を最大限に発揮することができませんので、仕様通りに塗る必要があります。


もし、「省略可能な工程がある」と言ってくる業者があるなら悪徳業者なので、信用しないよう注意してください。

③部分的な補修で済ませる

外壁塗装の予算がなくてもやってはいけないこと4つ (2)

ひび割れ補修や剥がれ部分の塗装など、部分的な補修で済ませるのは一見効率的に見えるかもしれませんが、外壁塗装ではおすすめしません。

結果として余計な金額を払うことになるからです。


外壁塗装では一般的に足場を組む必要がありますが、この足場代だけでもかなり高くつきます。

部分的な補修のみで工事を終了した場合、他の場所が傷んできたらまた足場を組み直して工事をしなければなりません。

足場代は一般的な大きさのお住まいの場合、20万円前後かかります。

工事の度に足場代がかかっては大変もったいないので、部分的ではなく、全体の悪いところをメンテナンスする方がトータルコストを抑えられるでしょう。


足場代のことを考えれば、外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うのもおすすめです。

屋根の工事でも足場は組まなければならないので、外壁塗装と一緒にやってもらえば足場代が浮くからです。

外壁塗装だけ、屋根塗装だけ、外壁の一部のみ補修するだけであれば、工事をしなければならないタイミングが早く来てしまうのでかなりもったいないことになります。

④急いで契約してしまう

外壁塗装の予算がなくてもやってはいけないこと4つ (1)

外壁塗装業者を選ぶ場合は、急いで決めないようにしましょう。

外壁が傷んでいるとすぐにでも工事をしたくなるかもしれませんが、そんなに焦らなくても家は大丈夫です。

悪徳業者にひっかかると痛い目に遭うので、どこに頼むべきかゆっくり決めましょう。


悪徳業者のやり口として多いのが、「今すぐ工事しないと家が危ない」など、焦らせるようなワードを使ってくることです。

しかし、焦って決めると判断力が鈍り、いつもの冷静さを取り戻すことが困難になります。

プロの言うことだからと言われるがままになると、高い料金で質の悪い塗料が使われるなどしてお金を取られてしまいます。


他にも、焦らせる手口は巧妙で、「その日のうちに契約をすれば大幅な値引きをする」と言われることもあります。

予算がない場合はとても魅力的な内容になりますが、これも怪しい誘い文句になるので安さだけに惹かれないよう注意してください。

特に、値引き金額が大きい場合は、手抜き工事をされることがあります。

すると、必要な工程が行われず、結果として耐久性が低い外壁になってしまいます。

業者選びは冷静に、契約を急かす業者は契約をしない方が無難です。

埼玉の外壁塗装は【埼玉外装リフォーム店】へ!

一軒家に住んでいると、いつかは外壁塗装をしなければなりません。

高い金額なのでできるだけ安く済ませたいと思うかもしれませんが、焦ったり、間違った知識を持っていると逆に高くついてしまいます。

外壁塗装に必要な工程を飛ばすことは考えず、適切な工事を頼むよう心がけましょう。

また、安さだけに着目すると悪徳業者にひっかかることがあるので、相場を知って耐久性が高い外壁に生まれ変わるよう時間を決めて考えましょう。


埼玉外装リフォーム店では、お客さまのご希望内容、ご予算をお伺いしたうえでお住まいにとって最適なプランを提案させていただきます。

「とりあえず、いくらかかるか聞いてから検討したい」というのも、もちろんOKです。

点検だけでもお気軽にご依頼ください(^^)/

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