化粧スレート屋根は塗装?葺き替え?カバー工法?

化粧スレート屋根はカラーベスト、コロニアルとも呼ばれています。

軽く、耐震性が高いので現在、日本で最も普及率の高い屋根材です。

「うちもこの屋根」という方も多いのではないでしょうか。


屋根は紫外線や雨風から我々を毎日守ってくれています。

しかし、年月が経つにつれ、屋根は劣化していきます。

そこで今回は、化粧スレート屋根のメンテナンスが必要な理由と、メンテナンス方法を3つご紹介します。

目次

化粧スレート屋根のメンテナンスが必要な理由

化粧スレート屋根は塗装?葺き替え?カバー工法? (4)

「そもそも屋根はメンテナンスしなくてはならないのか」というご質問をいただいたことがあります。

結論から言うと、屋根のメンテナンスは”非常に重要”です。


屋根は天気の変化(雨、風、雪など)や、強い日差しといった様々な外気の変化から、お住まいの中を守る大事な部材です。

屋根のメンテナンスを怠ると、雨漏りや隙間風に悩まされることになります。


特に雨漏りは厄介で、お住まいを内部から傷めるだけでなく、漏電や火災にも繋がります。

また、害虫や害獣が侵入して部材を食べてしまい、部材が落下したり建物が倒壊するということにもなりかねません。

大切なお住まいや生活を守る為にも、定期的に屋根のメンテナンスを行いましょう。

化粧スレート屋根のメンテナンス方法3つ

化粧スレート屋根は塗装?葺き替え?カバー工法? (5)

化粧スレート屋根のメンテナンス方法は大きく分けて3つで、塗装・葺き替え・カバー工法があります。

屋根の劣化状態や、ご予算により適した施工内容は異なります。

それぞれのメンテナンス方法の違いについて見ていきましょう。

メンテナンス方法①屋根塗装

化粧スレート屋根は塗装?葺き替え?カバー工法? (3)

屋根塗装は3つのメンテナンス方法で一番費用が安いです。

費用相場は30坪のお住まいで約40万円~です。


化粧スレート屋根は屋根材自体に防水性を持ちません。

その為、塗料によって防水性を持たせているのですが、年月が経つにつれて徐々にその効果は薄れていきます。


屋根は一番てっぺんにあるので、お住まいの中で最もダメージを受けています。

防水性のない屋根に雨が当たると加速度的に劣化が進行します。

そうなると、屋根が反りあがったり、ひび割れ、欠けなどが起き、雨漏りに繋がります。

塗装をすることで、屋根を雨水や紫外線から守るバリアーを張り直すことができます。


屋根の塗装時期は環境などにもよりますが、約10年に1度と言われています。

目安時期に限らず、色褪せ、カビやコケの繁殖、ひび割れなどが見られたら屋根の状態の調査を依頼するといいでしょう。

「屋根・外壁無料診断」については、こちらのページです。

メンテナンス方法②葺き替え工事

葺き替え工事は、もともとの屋根を剥がし、屋根を一新する工事です。

3つの施工方法の中では一番費用はかかりますが、それだけメリットがあります。

施工費用はお住まいの大きさや使用する屋根材にもよりますが、約70万円~です。


葺き替え工事のメリットは、屋根の劣化状態をリセットですることです。

化粧スレート屋根だけでなく、その下の防水シートや野地板も新しくできます。

下地が補修されて屋根材も新しくなるので、お住まいの寿命を延ばすことに繋がります。


また、ガルバリウム鋼板などの屋根に変えれば耐候性の向上が見込めます。

お住まいのイメージを大きく変えることもできます。


なお、葺き替え工事の工期は8~10日程度です。

(他のリフォームも行う場合や、天候によっては工期が延びる場合があります。)

メンテナンス方法③カバー工法

化粧スレート屋根は塗装?葺き替え?カバー工法? (1)

カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根を被せる工法です。

重ね葺き工事や、被せ張り工事ともいわれています。

化粧スレートのような薄くて軽い屋根の場合に多く用いられている施工方法です。


葺き替え工事だと既存の屋根材を撤去するのに費用がかかりますが、カバー工法はその分を節約できます。

カバー工法の費用相場は30坪のお住まいで約60万円~です。

葺き替え工事に比べるとコストを抑えることができるので、非常にオススメの施工方法です。

ただし、既存の屋根材の劣化状態によってはカバー工法ができない場合があります。


もう1つのメリットとして、工期が短いことがあげられます。

カバー工法は屋根材を撤去する必要がないので工期が短く、平均6日前後で終わります。


更に、カバー工法なら騒音やホコリが立つのも抑えられます。

葺き替え工事の場合だと、騒音やホコリから近隣住民とトラブルに発展するケースが報告されています。

カバー工法だと、そのような問題発生の危険性が減らせます。


また、カバー工法だと屋根が二重になるので耐震性が下がりますが、その代わり断熱性や防音性が向上します。

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