突然、屋根修理業者が家に来て、「お宅の屋根、壊れていますよ。」と言われたら・・・。
「屋根に上って見てもらった方がいいのだろうか」
「どう対応していいかわからない」
「本当に信用していいのだろうか」
と、いろいろと悩みますし、何より不安ですよね。
結論から言うと、急に訪問してきて「屋根が壊れています」と言う業者は詐欺である可能性が高いです!
実際に、消費者センターに屋根修理詐欺の相談が多数寄せられています。
参照:埼玉県HP消費者生活支援センター相談事例
とはいえ、「もし本当に屋根が壊れていたらどうしよう…」と不安になる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、「屋根が壊れていますよ」と言われた際の対処法や屋根修理詐欺の手口について詳しく解説します。
詐欺の被害に遭わないよう、しっかりと対策をしましょう!
屋根修理詐欺の手口3つ
まず最初にご紹介するのは、屋根修理詐欺の手口についてです。
詐欺をする業者は、あの手この手を使って騙そうとしてきます。
手口を把握し、詐欺の被害に遭わないよう注意しましょう。
①「近所で工事をしていて屋根が壊れているのが見えた」などという
「近所で工事をしている者ですが、屋根が割れているのが見えました。」
「このままでは危ないので工事された方がいいですよ。」
「放っておいたら雨漏りしてしまいます。」
という謳い文句で訪問してくる業者がいます。
これらは悪徳業者の常套句で、「親切心で来ました」というアピールをしてきます。
そして「もし良ければ今点検します」と言う流れになり、屋根に登ります。
突然訪問してきた業者に屋根に登らせては絶対にダメです。
後ほど詳しく解説しますが、わざと屋根材を割られたり、勝手に作業をして高額請求をされます。
まず、大きな不具合ではない限り、目視で屋根の不具合を発見することはできません。
ご自宅の屋根が瓦屋根なら棟が崩れている、スレート屋根なら棟板金が剥がれているなど、
よほどの状態なら遠くからでも確認できるでしょう。
そうでないなら、100mも離れれば屋根材のひび割れなどは見えないはずです。
そもそも屋根の不具合を目視できるなら、それはかなりの近所です。
常識のある業者なら、工事をする前に近隣の方へ「これから工事をするので騒音でご迷惑をおかけするかもしれません」と挨拶に伺っています。
挨拶に来ていないのなら、近所で工事をしていない、または近隣への配慮を怠っている業者です。
つまり、「近所で工事をしていて屋根が壊れているのが見えた」という言葉は、嘘である可能性が高いです。
彼らは不安を煽り、ただ契約を取りたいだけなのです。
②「今すぐ工事しないと大変なことになる」と不安を煽る
屋根修理の詐欺業者はまず間違いなく、大げさに不安を煽ってくるでしょう。
「すぐ修理をしないと雨漏りを起こす、家に住めなくなる。」
「地震がきたら倒壊してしまう。」
などと、言葉巧みにこちらが冷静に考えられなくして契約を迫ってきます。
大きな不具合ではない限り、これらは実際に詳しく点検をしないとわからないことです。
屋根修理詐欺のよくある手口なので、根拠もない話を鵜呑みにしないようにしましょう。
③「今、契約すれば値引きします」と決断を急がせる
「今日までのキャンペーンで安くできます。」
「今契約していただけたら、特別に値引します。」
「モニターとしてご協力いただければ50%オフにします。」
と契約を急がせる場合も要注意です。
「お得になるならやってもらおうかな」と思うかもしれませんが、赤字で工事をしたい業者は存在しません。
値引いた金額分、材料のグレードを下げたり、手を抜いてくるでしょう。
また、本当は100万円相当の工事を「200万円のところ半額で」と提示してくるケースもあります。
なぜそのようなことをするのかというと、早く契約がほしいからです。
今だけお得と、こちらが考える余地を与えずに契約をさせてしまうのです。
優良な業者なら、まず契約を急かすことは言いません。
「ゆっくり考えてください」と、こちら側に寄り添った対応をしてくれるでしょう。
屋根修理業者が来た時の対処法3つ
では実際に屋根修理業者が家を訪ねてきたら、どのように対応すればいいのでしょう。
詐欺に騙されないよう備えておきましょう。
①絶対に家にあげない、屋根に登らせない
訪問営業で一番に気を付けていただきたいのが、絶対に家にあげない、屋根に登らせない、ということです。
その理由は、もし悪徳業者だったら、以下のようなことをされるかもしれないからです。
・屋根材、瓦をわざと割る
・棟板金を無理やり剥がす
・「直しておきました」と高額請求をする
信じられないようなことですが、実際に報告された事例です。
どんなことを言われても、例え営業マンがいい人そうに見えても、とりあえず一度帰ってもらいましょう。
断っても帰ってくれない場合には不退去罪に当たるので「警察を呼びますよ」と言っても大丈夫です。
②「身内に工務店がいるから」と言って追い払う
営業マンはプロですから、様々な営業トークで押し切ってきます。
そのような場合にも対処できるよう、あらかじめ断り文句を用意しておくと安心です。
すぐに断らずに話を聞いてしまうと長居されてしまうこともあります。
怪しいと思った時、どう対処していいかわからない時は「身内に工務店がいるから」と言って追い払ってしまいましょう。
③どこの誰か、連絡先などを聞いて身分をはっきりさせる
屋根修理詐欺は名乗らない・名刺を出さない・会社名を言わない、という特徴があります。
そのため、「名刺をください」と言っても「今は無い」などといって出さない場合は特に信用しない方がいいです。
名刺をもらったり、会社名を聞いたらインターネットで検索をし、本当にある会社なのか・口コミはどうかなどをチェックし、信用できる業者なのかを確認してみましょう。
まとめ
屋根修理詐欺は年々増加しています。
特に台風や地震などの災害の後によく現れます。
知識をもっておけば被害は防げますので、訪問営業が来た際には今回お伝えした内容を思い出してください。
また、ご不安な場合や詐欺被害に遭ってしまった場合は警察に相談されることをおすすめします。
詐欺は騙す方が100%悪く、騙された方は何も非はありません。
同じような手口での被害を少しでも減らしていきましょう。
もし、ご自宅の屋根が心配であれば当社が無料で点検します。
無理な営業は一切しませんし、点検のみで他の業者に工事をご依頼されても大丈夫です。
皆様が後悔のない正しいリフォームをお選びいただくことが一番だと考えておりますので、お気軽にお問合せください。
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