シーリング工事とは~手順や費用について徹底解説!~

シーリング工事とは~手順や費用について徹底解説!~ (3)

ほとんどの場合、外壁塗装の工程の1つに『シーリング工事』または『コーキング工事』が含まれます。

シーリング工事とコーキング工事は呼び方が一緒で、同じ工事です。


外壁塗装をする際に避けては通れないシーリング工事とは何なのか。

この記事ではシーリング工事の手順や費用について詳しく解説します!

目次

シーリングとは

シーリング工事とは~手順や費用について徹底解説!~ (2)

シーリングとは、建物を建てる際にできる部材と部材の隙間を埋めています。

サイディングボードとボードの隙間にゴム状の縦の線が入っているのをご存知ないでしょうか。

他にはサッシ周りや玄関ドア周り、室内だとキッチン周りや洗面台周りにも施してある、細いブニブニとした線です。

お住まいの至るところにシーリングは施してあるので、誰でも1度は触ったことがあるでしょう。


シーリングの役割は2つあります。

1つは部材同士の隙間を埋め、水分が侵入してしまうのを防ぐ役割。

もう1つは伸縮性が高い素材なので、地震などの揺れが起きた時に緩衝材の役割をしてくれます。

シーリングは年月が経つにつれて劣化します!

シーリング工事とは~手順や費用について徹底解説!~ (1)

お住まいの様々な場所に埋められているシーリングですが、紫外線などの影響によって徐々に劣化してしまいます。

そうすると、以下にような症状が発生します。

  • 硬質化する・・・硬くなり、緩衝材の役割が担えなくなると、外壁にひび割れができてしまいます。
  • 細かなひび割れ・・・シーリングの表面に小さなひび割れが起き、隙間ができます。
  • 肉痩せ・・・シーリングの厚みが薄くなってやせ細った状態です。
  • 破断・・・シーリングが裂け、中の下地まで見えてしまっている状態です。
  • 欠落・・・シーリングが剥がれ、中の下地まで見えてしまっている状態です。

このように劣化すると硬くなったり隙間ができてしまいます。

その状態を放置し続ければ、隙間から雨水が入り込んでしまいます。

特に破断、欠落は一刻も早い対処が必要です。

劣化したシーリングを新しくしたり、増し打つ工事をシーリング工事といいます。

シーリングの劣化は雨漏りに繋がります!

雨漏りと聞くと、どんな状況をイメージされるでしょう。

「屋根が破損している」「天井からポタポタ雨水が落ちてくる」という方が多いのではないでしょうか。


しかし、雨漏りというのは外壁のシーリングが原因でも起こります。

シーリングは劣化すると隙間ができてしまうので、そこから雨水がジワッと入ってくるのです。


建物というのは防水が前提で造られています。

そのため、水分が入ってしまうと一気にお住まいの腐食を進めます。

お住まいの中の木材が湿気で腐食し、湿った環境を好むシロアリを呼び、カビを生やしてしまいます。

雨漏りは火災や漏電にも繋がる、大変危険な事態ですので「雨漏りかな?」と思ったら早めにご相談ください。

「雨漏り調査・修理」については、こちらのページです。

シーリング工事の種類と費用

シーリング工事とは~手順や費用について徹底解説!~ (3)

シーリング工事は大きく分けて2種類あり、「打ち替え工事」と「増し打ち工事」があります。

どちらの工事がいいかは、お住まいの構造によって異なります。

打ち替え工事

打ち替え工事は、既存のシーリングを剥がして新しいシーリング材を充填する工事です。

シーリングが一新されるので劣化状態がリセットされます。

基本的には増し打ち工事よりも打ち替え工事の方がオススメです。


打ち替え工事は材料代に約900~1,200円/m。

既存のシーリングを撤去するのにかかる費用は約1~3万円です。

増し打ち工事

増し打ち工事は、劣化したシーリングの上にそのまま新しいシーリング材を塗り重ねる工法です。

お住まいの構造上、既存のシーリングを撤去すると施工不良を起こす可能性がある場合は、打ち替え工事ではなく増し打ち工事を選択します。

特にサッシ周りのシーリングはデリケートなので増し打ち工事を行います。


増し打ち工事は既存のシーリングの上に充填するので、打ち替え工事よりも使用するシーリング材の量が少ないです。

そのため、費用も安くなります。

相場は約500~900円/mです。

シーリング打ち替え工事の手順

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以下に、基本的なシーリング打ち替え工事の手順についてご紹介します。

①シーリングの撤去・・・既存のシーリングにカッターで切れ目を入れてペンチで剥がしていきます。
②養生・・・施工箇所の周りをマスキングテープで養生していきます。
③下塗り材塗布・・・施工箇所にプライマーという、接着剤の役割をする下塗り材を塗布します。
④シーリング材充填・・・コーキングガンを使ってシーリング材を施工箇所に充填します。
⑤ヘラ均し・・・ヘラで表面を整え、かつ中に空洞ができないよう押し込みます。
⑥完成・・・シーリング材が乾ききらない内にマスキングテープを剥がして完成です。

埼玉の外壁塗装は【埼玉外装リフォーム店】へ!

外壁塗装の目安は約10年に1度、シーリング工事の目安も約10年に1度なので、大抵の場合、セットで施工します。

「外壁が汚れてきた」「シーリングにひび割れが起きている」などの症状が出ている場合は、埼玉外装リフォーム店にご相談ください。

調査・お見積りは無料ですのでお気軽にどうぞ(^^)/

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